ジェイコブ・ディラン率いるウォールフラワーズ、9年振りの新作です。
レジェンドを父親に持ち、
同じ道を歩むのは大変なストレスだと思うんですが、
ジェイコブに関しては、のびのびと自分の好きな音楽を奏で続けているように見えます。
実力がなければ、とっくに消えてしまっていたはずですが、
評価も高く、商業的にも成功していますので、いまだに堅実な活動を続けています。
本作も、これまでと変わらずオーソドックスなフォークロックです。
奇をてらって変化を求めるわけではなく、
父親(ボブ・ディラン)のように難解な解釈を突く付けてくるるわけでもなく、
安定のワンパターンだからこそ、イダログのような年季の入ったロックファンにとっては、
安心して心を委ねられるアルバムです。
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