essay

essay

どっきりする話

大阪に出張すると、いまだにアウェイ感を感じます。 とりわけ緊張するのが一人飯の時。大阪は、日本で最もフレンドリーな地域だと勝手に思い込んでいるので、レストランに入る時も「まいど!」って言わなきゃいけないんじゃないか、とか、注文する時も「豚玉...
essay

SUBWAYの現在地

SUBWAYについては、以前も記事にしましたが、オーダーメイド方式が苦手なくせに、地元から店舗が消えて以来、出張先で見つけるとつい引き寄せられてしまいます。 コロナの少し前、羽田空港の第一ターミナルの端っこに、ひっそりオープンしていたのをご...
essay

接待。したり、されたり

L字型のカウンターのはす向かいに、明らかに接待と思しき3人組が並んでいます。両脇はスーツ姿の接待する側、真ん中のカジュアルな服装の老紳士は接待される側です。何故か、ほとんど会話が聞こえてこないものですから、かえって気になります。 こういう場...
essay

リペアキット

ビジネスバッグの中には、不測の事態に備え、様々な小道具を忍ばせています。おまけに、財布の中にも、頭痛薬とかバンドエイド、果ては超薄型名刺入れとか、エベレストで遭難しても、財布一つあれば生き残れるぐらい用意周到に準備しています。 はい、心配性...
essay

ニホンゴ、ムズカシイネ

前回の記事と似ていませんか?とツッコまれそうですが、そのとおりです。前回の原稿が長くなりすぎたため、半分に切って残しておいたネタを使って手抜きします。 夕飯のおかずの残りを翌日の弁当のおかずにするようなものです。 そう言えば(と脈絡を無視し...
essay

新しい言葉、古い言葉

冬の間、孫をチャイルドシートに乗せる時「寒かろー」と言いながら膝掛をかけていたら、彼は、膝掛のことを「サムカロー」と呼ぶようになってしまいました。 人類が言葉を使い始めた頃も、そうやって新しい単語を編んでいったんですよ、きっと? 孫が生まれ...
essay

禁句

年度の変わり目と言えば、歓迎の挨拶ですね(間違いないね!って突っ込んでください)・・・なのですが、何度経験しても〆の言葉で悩みます。 挨拶の最後に「頑張って下さい」とか「頑張りましょう」とかつい言っちゃうんですが、"頑張る"という言葉に若い...
essay

肩書とか、名刺とか

肩書を英語にして、タイトルって言うタイトルにしようかと思ったんですが、タイトルについてのエッセイのタイトルをタイトルにすると、何のことだかわからなくなてしまうので、わかりやすく肩書にしました。 「お世話になってます。株式会社〇〇の統括マネジ...
essay

揺れましても飛行には影響ありません

普通の人が国内で利用する航空会社は、大きくJ〇LとA〇Aに二分されますが、妻は、A社の座席のヘッドレスト部分の出っ張りが気に食わない、というだけのマニアックな理由でJ社のファンです。 私は、J社が経営破綻する前までは、A社のファンでした。ヘ...
essay

プランド・ハップンスタンス(Planned Happenstance)

皆がモデルナを敬遠しているのなら、オレが率先して打ってやろうじゃないか、と無駄な男気を発揮した結果、"悪寒発熱頭痛"といった、市役所から配布されたパンフレットの見本みたいな副反応に苦しみ、15時間死んだように眠っていたイダログです。 感染症...