サラリーマンにとって、免許更新は年休の大義名分ですね💛
前回更新した免許証には、平成35年まで有効とか記載してありますが、既に令和の世の中なので、何時の事なのかさっぱりわかりません。
昭和世代にとっては、自分が生きた和暦が三つもあると面倒くさいことこの上ないんですが、西暦が5桁とか6桁になったらもっと面倒なことになるのかなとか妄想してしまいます。
西洋人は、人類がそんなに長く存在するなんて想定していなかったんでしょうか。
宇宙暦56844.9(スタートレックです)とか言われても、逆に覚えられなくなりそうなので、案外和暦は合理的なのかもしれません。
5年の間にも、世の中は驚くほどのスピードでIT化が進んでいます。
先日入った東京のファミレスで、遅ればせながら、初めて料理を配膳するロボット君と対面しました。
椅子につっかりながら料理を運んでくる姿が愛らしかったんですが、免許試験場にはロボット君はおらず、5年前同様、昔悪者を追いかけていたであろうオジサンたち(多分、警察OBの方々だと思います)が、優しく窓口まで誘導してくれます。
会場で一番混雑しているのは視力検査です。
どの検査ブースからも、検査官の「こっちの輪っかだったら見えるかなー?」「それじゃあ、両目で見てみましょうかー?」「良かったですね!合格です」などと、基準ギリギリの受験者を一生懸命励ましながら合格に導いてくれますから、そりゃあ混雑するはずです。
微笑ましい光景ではありますが、なんかちょっと趣旨が違うんじゃない?って思ってしまいます。
この歳になって5年更新だと、あと何回更新できるのかな、などとついネガティブなことを考えてしまいますが、それよりも気がかりなのが、毎回失敗する写真撮影です。
写真屋さんで撮影する時みたいに「ちょっと首を右に傾けて下さい」とか注意してくれるわけではないので、前々回10年前は、何故かパーカーのフードがめくれて背後霊みたいになっていたり、前回5年前は、強風で髪の毛が立ったままだったのに気づかず、寝起きみたいな顔で写っていたりと、都合10年は、こんなのボクじゃない!状態で我慢してきました。
5年ごとの一発勝負だから、オリンピックみたいな感じで撮影に臨むんですが、その都度失敗するのは、本番に弱いからでしょうか。
最後の仕上は安全講習ですが、そこに最後の難関が潜んでいます。
東京に住んでいた頃は縁がなかったんですが、地方には交通安全協会なるものがあり、講習の受付の際、係のオバサンたちに「子どもたちの安全に使わせていただきますので、ご協力いただけませんか」と捨てられた子猫のような目で見上げられると、スルーしても良いのですが、小心者の私はどうしても断り切れず、(地域の交通安全に貢献するのは当たり前じゃん!)と自分で自分に言い聞かせながら入会してしまうんですが、家に帰って妻に知られると「なんで断らないの?バカみたい」などと一瞬で自尊心を打ち砕かれてしまいます。
お願いする方も何となく後ろめたそうですし、お願いされる方も手放しで善いことをしているような気になれないのが不思議です。
さて、出来上がった免許証を見ると、10年ぶりにまともな顔で写っていて安心しましたが、よくよく見ると、まともに写っているかどうかよりも、5年分ジジイになってしまったことの方が、むしろ重大問題でしたとさ。
今回の免許証は、ちゃんと西暦と和暦が併記されています。さすがですね。
次は2028年なので、それまで生存しているかどうかあやしいものです。
※続報!
前回、孫クンが通う幼稚園のマラソン大会の記事を書きましたが、体育の先生が1位になれなかったのは忖度などではなく、先生の手が一瞬早くゴールしていたものの、胸は保護者パパの方が早かったことが、ビデオ判定により判明したためだったとか。
ビデオ判定まで持ち出して、なんかの代表選考会だったのでしょうか・・・。