マンダロリアン

画像引用:Disney+

Disney+での配信のため、視聴者が限定されると思いますが、
すばらしい作品でしたので紹介させて下さい。

孫の”プーさん愛”を満たせるのがDisney+しかないため、
仕方なく加入したフリをしてますが、
実は、いくつか見たい作品もあったので、良い口実になりました。

NETFLIXのように廃人になるほどの中毒性はありませんので、
1ヵ月770円で、見たいコンテンツを集中的に見たらすぐ解約する、
っていう攻め方で良いんじゃないでしょうか。

さて本作ですが、2シーズン16エピソードで、一話40分前後です。

SWはアナザーストーリーの方が面白い、とよく言われますが、
本作もまさに定説があてはまります。

本編でも人気のキャラ、ボバ・フェット(途中で登場します)とも関係のある傭兵集団、
マンダロリアン出身の賞金稼ぎが主人公です。
彼が、賞金首としてヨーダと同じ種族の幼児(ザ・チャイルド)を捕らえるんですが、
いつしか依頼主に逆らってまで心を通わせるようになり、
帝国軍の残党に追われながら、ザ・チャイルドを仲間の下に帰すため旅をするお話です。

あらすじを聞いただけでも、アニメっぽい展開が想像されますが、
設定こそアニメ風ですが、全ての世代が楽しめる傑作です。

ロードムービーの切なさをまといながら、
ある時は西部劇風、ある時は黒沢映画風と、
娯楽映画のツボを心得た展開は、見る者を捕らえて放しません。

しかも、ブサ可愛いザ・チャイルドには癒されますし、
冷酷な賞金稼ぎが、ザ・チャイルドや彼らを助ける人々との交流を通じ、
少しづつ心の闇を晴らしていく姿にも感動します。

Disney+にとってスタートダッシュを担う作品だけあって、
しっかりカネがかかっており、SW並みの大作に仕上がっています。

ストーリー展開は秀逸で、登場人物のキャラもしっかりつくりこまれています。

メインストーリーを追いながらも、
それぞれのエピソードでは、サイドストーリが一話完結で展開されますが、
どのエピソードも一つの完成された作品を見ているようです。

視聴者に無駄な時間を一切与えない、
ディズニーのサービス精神には頭が下がります。

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