ビジネスバッグの中には、不測の事態に備え、様々な小道具を忍ばせています。
おまけに、財布の中にも、頭痛薬とかバンドエイド、果ては超薄型名刺入れとか、
エベレストで遭難しても、財布一つあれば生き残れるぐらい用意周到に準備しています。
はい、心配性です。認めます。
それだけでは飽き足らず、年々ちょっとした”もしもの時のためのモノ”が増え続けてきたので、
数年前から巾着袋に一纏めにしています。
これで、スペースシャトルから投げ出されても、何とか地球まで帰りつけそうです。
巾着袋に何が入っているかと言うと、
①財布とは別に、ここにも頭痛薬が入っています。二種類です。
一つは、イブプロフェン系、もう一つは、アセトアミノフェン系を状況によって処方します。
②急な飲み会にも対応できるように、錠剤のヘパリーゼを６錠。
出会った当初は、これさえあれば無敵だと思ってましたが、徐々に効きが悪くなってきているような気がします。
③もう一回、バンドエイド登場。”気が利く男子”に見られたい訳ではありません。
長時間歩き回る時の靴擦れ用だったんですが、最近、指先の”ささくれ”に使うことが増えました。
④ポケットティッシュ。もしトイレに入って紙がなかったら、っていう”コントネタ”への対応です。
⑤パワーストーン。娘から誕生日に何が欲しいかと聞かれ、
世界を征服する力を秘めたパワーストーンが欲しいとねだったら、
イオンモールの雑貨屋さんで買ってきくれたものです。まだ、世界は征服できていません。
⑥歯間ブラシ。年々、歯と歯の間の隙間が広がってきました。
想夫恋の焼きそば（九州北部のＢ級グルメです）を食べた後は、特に挟まります。
⑦飴ちゃんを３個。大阪のオバちゃんみたいに、見知らぬ子どもに食わせるためではありません。
商談の前に、声がかすれたり、咳き込んだりした時のためです。
⑧薬用リップ。睡眠不足とかストレスで口角が切れる（口角炎って言います）ことがあります。
切れた瞬間って、ピキって音がしたような気がしませんか。
⑨目薬。動画配信の見過ぎ。
これらを巾着袋に一纏めにし、バッグに放り込んでいます。
以前は、ワンデイコンタクトも入れていたんですが、
メガネをはずした顔が、あまりにも想像と違っていた（メガネをはずすと、キアヌ・リーブスが現れると思い込んでいました）ので、
最近は、現実から目を背けたくてコンタクトはつけていません。
話が大幅に逸れますが、
ＮＨＫの夜９時のニュースから和久田さんがいなくなり、お天気の斉田さんは、張り合いがなくなったのか、
最近は、コンタクトにチャレンジする姿が見られません。
お天気コーナーで和久田さんが立っていた場所には、青井さんっていう男性アナが立っているんですが、
斉田さんは、またお前かよ、ってつまらなさそうな顔で、淡々と自分の仕事をこなしています。
（私がそう思っているから、斉田さんもそうなんじゃないか、っていうただの偏見です）
ちなみに、この青井さんっていう人は、とても体格が良いため、天気図を挟んで斉田さんの反対側に立っていると、
遠近感がおかしくなって、トリックアート美術館みたいに見えます。
どうしても斉田さんネタを挟みたくて、コンタクト繋がりで遠回りしましたが、
要は、私の肉体が老朽化して、故障しやすくなってるっていうことなんですよ！
若い頃は、頭痛なんか年に数回でした。
カラオケで３時間歌っても声が嗄れることもなく、アルコールが翌日に残ることも稀でした。
パワーストーンの力なんか借りなくても、世界が征服できそうな気がしていました。
年々、”もしもの時のためのモノ”が増えてきたのは、ひとえに肉体が老朽化し、
常にリペアキットが欠かせなくなってきたからなんです。
ところで、最近リペアキットにまた新しい仲間が加わりました。
一緒に出張した同僚が、ミンティアをくれたんです。
ミントタブレットが苦手な人って結構いるみたいで、ネットなんかでも、
どうぞって差し出されて、皆が掌を差し出すと思うなよ、みたいな記事を読んだことがあるので、
ああ、こう言うことか、って思たんですが・・・、あっ、何となく落ち着く、って言うことで、
根っからの貧乏性なので、一回に一粒、一日に５粒ぐらいしか口にしないんですが、
今では、常に携行していないと不安になります。
肉体の老朽化とともに、精神面で補修しなきゃいけない箇所がでてきている、
ってことなんでしょうか？