パラモア、5年ぶりの新譜です。
その間、ヘイリー・ウィリアムスのソロプロジェクトもありましたが、コロナ禍の影響もあったためか、2枚のアルバムは良作だったものの、パラモアらしさは感じられない内省的な作品でした。
ヘイリーの変化もあり、5年を経た彼らの新譜には期待とともに不安もありましたが、結果的には、素晴らしいアルバムでした。
微かにジャジーな雰囲気も漂う洗練されたサウンドですが、ポップさも加味され、なおかつ、パラモアらしいクセのある旋律も健在で、全てが見事に調和しています。
初期のエモロックを期待すると、評価が分かれるところかもしれませんが、明らかな進化を感じさせるアルバムです。