PLUTO

画像引用:Netflix

手塚治虫の「鉄腕アトム」のエピソードを、浦沢直樹がリブートした漫画が原作の、Netflixオリジナルアニメです。

手塚氏の原作、浦沢氏の原作ともに読んでいませんが、アニメ化された本作は間違いなく傑作です。

ロボットと感情の関係は、長年創作物のテーマになってきており、さほど新鮮なテーマではありませんが、本作では、機械が憎しみを抱くに至った深層学習の過程が丁寧に描かれ、
やがて「憎しみは何も生み出さない」ことを、ロボットを通じ、視聴者である我々人間が思い知らされる点が斬新です。

全8エピソードに順次登場するロボットたちは、自らの死、他者を殺すこと、他者に愛情を注ぐこと、といった感情の根源が何なのかという、人間にも答えが出せない問に対し、最高の人工知能を持っているが故に、真正面から向き合い、答えを出そうと苦悩します。

それらがロボットの世界で繰り広げられているにも関わらず、演出やストーリー展開が見事であるが故に、思わず彼らに感情移入してしまい、切なさに胸が締め付けられます。

AI時代への問題提起などと難しいことを考える必要はありません。
素直に心が揺さぶられる傑作です。

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