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声が通らない(再掲)

「声が通らない」(新保信長/著)という本の書評を目にしました。 書籍になるぐらい需要があるということは、世の中には、自分と同じようなコンプレックスを抱えている人が結構いるっていうことなんですね。 作者は、居酒屋で店員さんに気づいてもらえない...
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マーダーボット・ダイアリー / マーサ・ウェルズ

画像引用:Amazon システムの暴走により、人間を殺戮した過去を持つロボットが本作の主人公です。しかも、ロボットの一人称による展開が斬新です。 主人公が、自己をハッキングすることで自由の身になり、過去の殺戮の真相を探っていくんですが、人間...
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ピクサー流 創造する力 / エド・キャットムル

画像引用:Amazon ピクサーの共同創設者にして、同社社長、その後ディズニーアニメーションの社長も兼務したエド・キャットムルの著書です。 ページ数413と、厚みのあるビジネス書ですが、実は巻末に箇条書されている要点を読めば、概ね内容は理解...
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GODZILLA / The Veronicas

画像引用:Amazon 5月、7月と続けて二枚の新譜をリーリースしたヴェロニカズですが、ここでは5月のGODZILLAを紹介します。 双子の姉妹によるバンドですが、アイドルっぽい先入観を持っていたため、実はこれまで見過ごしていました。本作に...
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そうめんの適量問題

麺類が好きで、夏場はそうめんや冷やし中華を定番にしていますが、休日の昼食、妻にそうめんをリクエストすると、決まって「またかよ」みたいな顔をされます。 そうめんは味に変化がないから食べてる途中で飽きてしまう、というのが嫌がる理由のようですが、...
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ラスト・ムービースター

画像引用:Amazon バート・レイノルズが主演した2017年の作品ですが、2018年に世を去った彼の遺作になります。 tomatometerは61%と、決して高評価ではありませんが、イダログはなかなかの良作と思います。 バート・レイノルズ...
movie

グッド・オーメンズ

画像引用:Amazon 前にも書きましたが、Amazonオリジナルは、Netflixと比べても決して負けてません。本作もそんな作品の一つです。 以前紹介した「Preacher」の英国版といったところでしょうか。 しかし、作品の趣は正反対です...
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I have a dream.(再掲)

良い子の皆さんは、早速、深見東州の素性を調べたと思いますが、宿題を出しておいて翌日スルーする先生みたいに、次の話に移ります。 最近もう一人気になる人が、BSのCMでよく見かける「夢グループ」の石田社長です。 ジャパネットよろしく、社長自らが...
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ザリガニの鳴くところ/ディーリア・オーエンズ

画像引用:Amazon 本屋大賞受賞、かつ2019年に米国で最も売れた本だそうですが、読み手に判断が委ねられる、なかなか厄介な作品だと思います。 ノース・カロライナの湿地が舞台で、貧しさから家族が一人ずつ消えていった小屋に一人残された少女が...
music

Exit Wounds/The Wallflowers

画像引用:Amazon ジェイコブ・ディラン率いるウォールフラワーズ、9年振りの新作です。 レジェンドを父親に持ち、同じ道を歩むのは大変なストレスだと思うんですが、ジェイコブに関しては、のびのびと自分の好きな音楽を奏で続けているように見えま...