贔屓にしているミュージシャンが、
コンスタントに新譜をリリースしてくれるのはありがたいものです。
1年ちょっと待っただけで、またホールジーの新譜が聴けました。
出産直後ということで、ケイティー・ペリーのデイジーズみたいなアルバムを想像していましたが、
見事に期待を裏切るダークさです。
歌詞が明確に理解できていないのでいい加減なことは言えませんが、
恐れや不安が伝わってくるような、緊張感を強いられるサウンドです。
ヒステリックなアレンジは、
プロデューサーであるナイン・インチ・ネイルズが影響しているのかもしれません。
前作(Manic)で聴かれたようなコマーシャルなナンバーは影を潜め、
かなり野心的、挑戦的なアルバムなので、
ホールジーと初対面の人にはあまりお勧めできないかもしれません。
私は、この重苦しさがクセになり、通勤の車の中で繰り返し聴いています。
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