このところメジャーなアーティストの新譜が目白押しで、どれから聴いたら良いか迷ってしまいますが、今、一番気に入って聴いているのが本作です。
40年近く活動しているベテランバンドですが、私が聴き始めたのは、2014年の再結成からです。
初期からのファンではありませんが、遡って聴いた過去作と比べると、かなりマイルドに変化しているように聴こえます。
しかし、初期の轟音ギターサウンドとの違いはあれど、彼らの本質的な魅力である、ポップで親しみやすいメロディーは相変わらず健在です。
そこに、シュールな歌詞と屈折したボーカルを乗せた楽曲の素晴らしさには、まったく衰えが見られません。