
クリス・プラット主演、Amazonプライムオリジナルのアクションスリラーです。
シーズン1でクリス・プラットが演じるのは、ネイビーシールズのリース少佐という役柄です。
ある作戦で、指揮した部隊の大半を失い、記憶障害を負って帰還したリースを待っていたのは、兵士を犠牲にした人体実験の陰謀の影です。
陰謀の真相に迫る中、家族を殺害され犯人に仕立て上げられたリースですが、シーズン2でも登場するジャーナリストのブラニクの協力も得ながら、真相を解明するとともに、部下と家族の復讐を遂げるのがS1でした。
配信は、S1→闇の狼(スピンオフ)→S2の順番ですが、時系列は、「闇の狼」がS1の前日譚になります。
S1も一気見を誘う面白さだったのですが、どちらかと言えば復讐にフォーカスしており、かつ、復讐の鬼と化したリースの非情さも相まった鬱展開だったため、イダログでは取り上げていませんでした。
スピンオフの「闇の狼」は、リースの戦友であり、S1での協力者でもありながら、復讐のターゲットでもあったCIAのベンを主人公に、イランの核兵器開発を阻止するミッションと並行し、彼が闇落ちしていった経緯が語られます。
闇落ちも主要なテーマながら、鬱展開を吹き飛ばすアクションシーンや情報戦の緊張感に加え、シールズ出身者同士の絆にも心を揺さぶられる良作でした。
最新作のS2は、復讐を果たしたものの、重犯罪者として指名手配中のリースが、自らの汚名をそそぎつつ、ウクライナとロシアの和平を妨害する陰謀に挑む話です。
「闇の狼」の出演者たちも続投していますので、S2の前に「闇の狼」を鑑賞しておくことをお勧めします。
パーソナルな復讐劇のS1からスタートし、徐々にスケールが大きくなり、更に解明しなければならない謎も深まっていきます。
アクションシーンも冴えわたっており、仲間同士の絆にも心を揺さぶられたりと、「リーチャー」や「BOSCH」と並ぶ、Amazonプライムの人気シリーズになりそうな予感を感じさせるシリーズです。
rottentomatoの批評家スコアーは非常に低く、逆にオーディエンススコアーは非常に高い、という不思議な作品ですので、どちらの意見に賛同できるか、是非自分の目で本作の素晴らしさを確かめてみてください。
