何か問題でも?

交通系ICカードって、どの程度の頻度でチャージするのが一般的なのでしょうか。
一旦チャージしたら、できるだけ長く放っておきたいので、残高が千円程度になった都度1万円チャージすることにしています。

先日、出張のため高速バスで空港に向かう際、乗車時に残高不足に気づいたため、降車時にチャージをお願いしました。
「1万円チャージお願いします!」と滑舌の悪さを自覚しているため、できるだけ元気よくお願いし、1万円札を投入しようとすると「大丈夫ですか?お釣りでませんよ!」と運転手さんの慌てふためく声に引き留められ、え?なんかまずいことでも仕出かしたかな、と一瞬固まってしまったのですが、一般的にバスの中で高額紙幣をチャージするのはタブーなのでしょうか。
そんなわけないですよね。
後でよくよく考えてみると「釣りが出ーへんのやったら、先に言わんかいボケ!」(こういう時って、イダログ世代は横山やすし師匠を思い浮かべてしまうんですが、今だったら誰が適任なんでしょう)って怒り出す輩さんが少なからずいらっしゃるから、運転手さんもついつい警戒しちゃうんでしょうね。

次いきます。

外回りの際の昼ご飯は簡単に済ませたいので、うどんや蕎麦にすることがよくあります。
ノーマルなざる蕎麦ばかりだと飽きるので、先日は「葉わさび蕎麦」を注文しました。
とても接客が丁寧なお店で、おそらく店長さんと思しき人が、まるで秘密でも打ち明けるかのように耳元で囁きます。
「大変辛いのですが、大丈夫ですか?」と念を押されてしまいました。
熱い季節には、むしろ辛い食材を味わって、気合を入れたいですよね。
だからこそ”葉わさび”が入った蕎麦を注文したのに、過剰に心配されるとは意外です。
想像以上に辛いしろものがでてくる可能性は低いと思いますので、こちらもお客の勘違いに対して予防線を張っているってことなんでしょうね。
「I know wasabi but I don!t know hawasabi! This is too spicy to eatじゃボケ!」とお怒りになるインバウンドさんが少なからずいらっしゃるから、店長さんもついつい気を使い過ぎてしまうんじゃないでしょうか。

次いこう、次。

「銀を被せた歯が虫歯になっている可能性があるので、どうするか考えておいてください」などと漠然とした課題を患者に投げられても困ってしまいます。
どうしたら良いのか、こっちが知りたいんですけど。

別の歯を治療中、最後にメインイベントが待ってますよ、とばかりに同じことを2回ぐらい言われたので、次は質問の意図を確認しようと思っていたところ、3度目は「被せたところが虫歯になっているので、外して治療します」と依頼文ではなく平常文で攻めてきました。
どうやらそもそもの意図は、①虫歯になっているかもしれないんだけど、②外してみないとわからないんだよね、③外してみて虫歯じゃなかったらゴメンね、治療費かかっちゃうけど、という趣旨を遠回しに確かめたかったようなのですが、その点を(歯医者だけに)奥歯にものの挟まったような漠然とした提案を投げかけられると、よけい誤解が生まれるような気がします。

「外した銀ば(九州では、格助詞の「を」の代わりに「ば」を使います)、もう一回被せたら良かろうもん!」と怒り出す高齢者が少なからずいらっしゃるから、歯医者さんもついつい遠回しに提案してしまうんでしょうね。

じゃ、最後ね。

LEDって長持ちするから便利なように思えますが、10年経って故障すると、長持ちの代償として、すでに最初の規格が廃止になっていることがあります。
リビングを照らしていた二対のLEDの内の一つが点灯しなくなったのですが、単純にLEDだけ取り替えれば良いというしろものではなく、LEDと機材が一体になった機器だったので、電気屋さんに依頼せざるを得ません。
しかもすでに規格廃止になった機器だと、1セットだけを新規格の製品に交換するわけにはいきませんよね。
残りの1セットも間もなく寿命が尽きるのは明らかなのですから。
しかも「新規格は、旧規格と比べ、3倍!明るくなるのです」などとドヤ顔で言われても、部屋の半分だけ3倍の明るさで照らされたらそれはそれで困ります。

そこはさすがに電気屋さんもわかっていて「そこでご相談なのですが…」とおもむろに提案が。
「イダログ様は、2セットを設置されているので、残りの1セットは無償で交換しますが、ご了承いただけますでしょうか」と、さも不都合が発生するような自信のなさで提案されたものですから、私も咄嗟に意図が飲みこめず「それは致し方ないですね」などと渋々承知したような口調になってしまったのですが、後でよく考えて見ると、当方にとってなんらデメリットになる提案でもなかったので、本当は「もう1セットまで新品に交換してもらえるなんてラッキーですぅー」って言わなきゃいけなかったな、と後悔したものの既に遅し。

電気屋さん、「もう1セットもサービスで新品に交換させていただきますよ!」って、そこはドヤ顔で言うべきところでしょ。
きっと「余計なことするんじゃねえよ!まだ使える方まで勝手に新品と交換しやがって、べらぼうめ!」って怒り出す頑固者が少なからずいらっしゃるから、電気屋さんも恐るおそるの提案にんっちゃうんでしょうね。

タイトルとURLをコピーしました