昨年末、妻につきあって何気なく見ていた紅白ですが、未経験の音楽ジャンルとの思わぬ出逢いもありました。
「踊り子」が頭から離れず、娘からは「ずっと前に、イイよって教えてあげたよね！」と皮肉られながらも、本作を1か月ほどヘビーローテーションしています。
『オリジナルはレプリカの来歴から生まれる』（Vaundy）との言葉どおり、様々な音楽ジャンルをベースにした楽曲が聴けますが、そのどれもが名曲ばかりです。
『一級品のレプリカを目指しました』（Vaundy）っていう確固たる信念、最高のレプリカをつくってやる、って言い放つ潔さは、決して偽りではありません。
表題作の「replica」なんか、まさにデビッド・ボウイのＪポップ版とも言える完成度の高さです（歌い方までボウイを彷彿とさせる念の入れようです）
2023年のアルバムなので、既にファンの人からは、今更かよ！と言われそうですが、私のようなVaundy未経験者には是非お勧めしたいアルバムです。