ナイン・インチ・ネイルズのプロデュースによる前作は、出産直後にも関わらずやや神経質な印象を受けました。
3年ぶりの新譜は、18曲で1h6mと、最近の洋楽のアルバムにしては長目ですが、ホールジーらしさ満載の素晴らしいアルバムです。
これまでの様に、心の葛藤をテーマにした曲が多いものの、苦悩と折り合いをつけ、客観視できる余裕のようなものが感じられます。
多彩なアレンジの楽曲たちは、どれも甲乙つけがたい魅力を放っています。
強いてお勧めを上げると「Ego」「Panic Attack」「The End」といったところでしょうか。