MUSIC/SIA

画像引用:Amazon

2年ぶりのアルバムは、自身が監督を務めた映画のサウンドトラックです。

映画の方は、キャスティングの多様性問題で批判されたりしてましたが、
本業の音楽に関しては、文句のつけようがありません。

サントラと聞くと映像への依存を感じさせ、独立した音楽アルバムとしての完成度を疑ってしまいがちですが、
SIAに関しては、一切の妥協はありません。
懸念を吹き飛ばす、すばらしい楽曲ばかりで構成されています。

出だしの2曲はLSDの影響を感じさ、極彩色の華やかさが表面に出ています。
SIAらしいドラマチックな曲調は抑え気味ですが、
3曲目あたりから徐々に従来のSIAらしさがでてきますが、

お勧めは、P!NKのアルバムにも収められていた「Courage to change」です。

P!NKの方が歌も上手く、洗練さが感じられるかもしれませんが、
SIAの粗削りで淡々とした歌唱も甲乙つけがたい素晴らしさです。

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