詐欺メール図鑑

どこかでスイッチを押してしまったためか、
時折、詐欺メールが怒涛のように押し寄せてくることがありませんか。
もちろん、普通は開かずに即削除してるんですが、
一生懸命考えて送って頂いているようなので、少し遊んでみることにします。
(通知画面のスクショは、下から読んでいって下さい)

メール1.

どうもこの人は、両親から愛されていなようですね。
誰も理解してくれないことをひがむような口調になっています。
そんな時に鳥のフンが頭の上に降ってくれば、
誰だって生きているのが嫌になりますよね。

それが「本当に汚い世界。こんなのみんな潰れていくよ・・・」
という嘆きに繋がっていくんですが、
ついつい一緒に防波堤に腰を掛け、遠くを見つめてしまいそうになりませんか。

後半部分は、もう誰に対して怒りをぶつけているのかわかりません。
きっと彼は、自分の愚かさに一番腹が立っているんでしょう。

わかるよその気持ち、♪盗んだバイクで走~り♪だした15の夜はオレも同じだった、
ってついついメールを開いてしまいたくなります。

メール2.

その後、口調が変わります。
折角、分かり合えたと思ったら、突然悪態をついてきます。
「ふざけんなバカ・・・」だって。
絶対、開いてやるもんか!

メール3.

どういうシチュエーションなのか、よくわかりません。
そりゃあ、かにかまの一気食いはきついでしょう。
所詮、”かにみたいなヤツ”以上のものではありませんから。
私にどうしろって言うんでしょう?
「かにかまって呼ぶよ」とか悪態つかれましても・・・。

メール4.

どうやらキチンサラダに変更したと思って、許してくれたようです。

と思ったら、歌の話題に転換してからの強引なE.YAZAWAですね。
「ひゅ~るり~らら~」って字面から、
つい「野ばらのエチュード」が口をついて出てしまいましたが、
それは「ひゅるりら~」だろ、ってボケツッコミをしながらも、
そっちの方も、「チュルリラ~」なのか「シュルリラ~」なのか「テュルリラ~」
なのか、よくわかんないですよね。
間に挟まってる”三日目のパン”と”ドライヤー”は、
だぶん何かの扉を開ける暗号だと思います。

メール5.

E.YAZAWAの名前がでたとたん、急に説教口調になります。
さすがは詐欺AIさん。ディープラーニングですね。

「逃げ続ける。それでいいの?」って言われても、
死ぬまで、なんとか逃げ切ろうと思っている私にはとっては、
「イダログ、それ違うと思うな(永ちゃんの口調をまねてます。念のため)」ですよ。

メール6.

このメール、どこか変ですよね。
どうやらメール同士が会話してるじゃありませんか。
だまそうとしている私を無視して、なぜ自分達だけで勝手に話してるんでしょう。
こうなると、手をこまねいて見ているしかありません。
「ねえねえ、座敷童の話だったら、オレも知ってる」とか言って、
参加してくるとでも思ってるんでしょうか。

数年前、FBが開発したAI同士が独自の言語で勝手に会話を始めたため、
あわてて電源が切られたという話を思い出しましてしまいました。
きっと詐欺AIさん達も、友達が欲しくなったに違いありません。

メール7.

最後はオーソドックスなパターンですが、
”こまみんをろよ”・・・、
どう見ても地球外生命体からのメールと思われるため、
何なら開封してやっても良いかなって思っちゃいますよね。

エイリアンが完璧に地球人に化けたのに、
耳の後ろから触手がチョロチョロ顔を出している場面を思い出してしまいます。
「あんた、耳の後ろになんかついとーよ」と指摘したとたん、
首から上が食べられちゃった~、みたいなファンキーさがありますね。

ああ、疲れた・・・。

スクショへの保存を始めた時、すぐに、やめれば良かったと後悔しました。
つまんないメールまで収集し、手間ばっかりかかりましたので、
努力だけは認めて下さい。

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