正解はどっち?

「お前のせいで昨夜は眠れなかったぞ」と妻が怒って起きてきました。
ここ最近寒暖の差が激しく、春めいたと思ったら、雪が舞うほどの真冬に戻ったりを繰り返しています。
不用意にも「ここ数日は、寒いから毛布を布団の下に敷いて寝ている」と口走ったものですから、妻はその言葉を真に受け、毛布を布団の下にして寝てみたとことろ、寒くて寝られなかったと怒っているわけです。
決して勧めたわけではなく、何気なく個人的な意見を述べただけなので、逆恨みされても困ります。

私が何度か検証した結果によれば、毛布を布団の下にする方が暖かったんですよ。
あくまでも【注.個人の感想であり、効果には個人差があります】ですよね。
ここはやっぱり白黒つけなければいけませんので、布団屋さんのHPを検索してみたところ、布団と毛布を重ねる場合は、布団の上に毛布を重ねる方が効果的だと書いてあります。
ところが、話はそう単純ではなく、天然繊維の毛布だったら布団の下、合成繊維の毛布だったら布団の上、と解説されているのでややこしくなります。
もしやと思い妻の毛布を確認してみたところ、アクリル100%の表示が、ほーらね、と思ったのもつかの間、自分の毛布のタグを見ると、ポリエステル100%。
どっちも合成繊維ですかい。
ということで、ロジックが破綻してしまいましたので、これ以上妻を刺激せず、毛布の話もここまでにします。

私は、お茶漬け食べるときお湯をかけるんですが、これも迷います。
“お茶”漬けって言うぐらいですから、正しくはお茶なんじゃないの?って思うんですが、茶葉と急須を準備するのが面倒なのでいつもお湯ですませます。
お茶漬けと言えば永谷園なので、この機会にHPのFAQを見てみましょう・・・、えっ!永谷園のお茶漬けには、そもそも抹茶が入っているから、お湯をかけろと明確に指示されているじゃありませんか!
永谷園のお茶漬けの素は、すでにお茶漬けとしての完成形なんですよ!ってちょっと興奮してしまいました。
わからないことがあったら、うやむやにせず調べなさいってことですよね。

寿司を食べる時、シャリに醤油をつけるのは間違いだそうです。
ちゃーんとわかってますよ。
米粒が茶色になってこぼれる落ちるとか、醤油の味しかしなくなるとか、お前さん、九州生まれの江戸っ子かい?って突っ込んでやりたくなりますが、私は絶対シャリにつけます。
寿司をつまんで、その手をひっくり返してネタの方につけるなんて、手首を捻挫したどうするんですか。

風呂では、体→髪の順番に洗います。
髪を後で洗うと、すすぎの時シャンプーが体に流れ落ちてくるって言うんでしょ、わかってますって。
体を洗う時、髪の毛から水がしたたってくるのが嫌なんですよ、好きにさせてくださいな。

ハンカチは、スーツの右のピスポケットに入れるのが正式らしいですね。
でも私は左のポケットに入れて、左手でとります。
一般的に、左にはボタンがついていますが、右にはついていないので、ハンカチのようにすぐ取り出したいものは右に入れた方が良いんでしょうね。
その昔、右側に拳銃を入れていた時の名残りだそうですが、右手に比べ出番が少ない左手なので、ハンカチを取り出す時くらい使ってやりたいじゃないですか。

そろそろ、年金の記事に目が行く年齢になってきました。
よく交わされる議論に、繰り上げが得か、繰り下げが得か、っていうのがあります。
いつ死ぬかわからないから、さっさともらっておく方がいいに決まってる説(通常パターン)が有力かと思っていたんですが、先日読んだ記事で、年金は長生きするリスクのためにあるんだっていのを読んで、目から鱗が落ちたような気になりました。
確かに、100歳近くになって、ミイラのようになってまで生きていたら、そりゃあ生きてること自体がリスクと言えないこともないし、お金もいるでしょうよ。
ところが、もう一度よくよく考えてみると、ミイラになっても生きていた方が、リスクではなく、ベネフィット(恩恵)と思えるのなら、お金がなくてもOKなんじゃないか?
結局、一周回って、どっちが正解なのか、わけがわからなくなってしまったイダログです。
落ちた鱗はまた目に戻します(コンタクトだったんかい?)。

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