地球環境について考える(最終回)

さて、グダグダなシリーズは、今回で最後にします。

デリバリーのピザは、我が家では贅沢品です。
年に1~2回かしか食卓に並びません。

ピザにはタバスコが欠かせませんが、
だいたいどこの家の冷蔵庫でも、
“練わさび”の後ろで、年に数回の出番を期待し、屈伸運動なんかしながら、
何時でも出場できるように待機しているじゃないでしょうか。

ところが、そんな大事な出番にも関わらず、
久しぶりに冷蔵庫からでてきたタバスコは、お前誰?って感じで、
茶色に変身していることがほとんどです。

年に数回の出番で、数滴しか活躍しないんですから、
新人だった頃の初々しさを維持できるはずがありません。

というわけで、だいたいが9割がた残したまま、
茶色の液体をシンクにこぼすことになります。
(※ネットで調べたら、実は5年ぐらい大丈夫なんだそうです。)

赤いまま使い切ることができるのは、
一気飲みしていたロード・ウォーリアーズぐらいでしょう(知らないですよね?)
一般人で、ちゃんと使い切れる人がいるとしたら、
ピザかタコスを主食にしている人ぐらいです。
何なら「アディオス、アミーゴ」って呼んであげても構いません。

あれ?メキシコなのに、イタリアのピザ?と思ったら、
イタリア人はピザにタバスコなんかかけないんだそうです。
どうやら、日本独自の食習慣らしいんですが、
タバスコを普及させたのはアントニオ猪木さん(の会社)らしいという説もあり、
二度驚きました。

柚子胡椒なんかも似たような立場ですが、
彼らは結構守備範囲が広い上に、長期間放っておいても腐ったかな?感がありません。

鰻には、絶対山椒をかけないと気がすまないんですが、
テイクアウトは年に数回なので、使い切れないんじゃないかっていう心配と、
家族が嫌いという理由から、なかなか購入に踏み切れません。

どうやら我が家では、柚子胡椒と山椒の間で一つの線引きがされているようです。

というわけで、おそらく日本で販売されている家庭用タバスコの約9割は、
茶色の液体に変身して下水に消えているんじゃないかというのが私の推理です。

長期保存できて、使い切りの容器(スジャータみたいなヤツ)に入っていたら、
フードロスを軽減できるんじゃないかと思っていますが如何でしょうか。

でも、あの唐辛子みたいな色の細いビンは、冷蔵庫の隙間に収まりやすいし、
「タバスコ以外の何者でもない!」っていう自己主張が強すぎるので、
なかなか今の姿は変えられないんでしょね。

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