ピカードシリーズも本作シーズン3でファイナルとなりました。
シーズン2は少しひねりが利きすぎていて、万民向けではなかったため、本ブログでは紹介しませんでしたが、ファイナルは、かつての「新スター・トレック(The Next Generation)に立ち返ったような、高揚感に満ち溢れた作品でした。
私は「新スター・トレック」の熱心なファンではありませんでしたが、今や老境に入った当時のメンバーが勢ぞろいする展開には、胸が躍ります。
主人公が苦境に陥った時、過去作のメンバーが応援に駆け付けるのって、日本のドラマでもよくあるパターンですが、何故か盛り上がるんですよね。
シーズン1、2も、SFらしく、凝ったストーリーで良かったのですが、恒星間宇宙艦のブリッジを中心に物語が展開し、絶体絶命の危機を皆で乗り越えていく展開こそ、本来のスター・トレックの醍醐味です。