
S2も期待どうりの面白さでした。
強烈な個性を放つ主演のジェナ・オルテガや、エマ・マイヤーズをはじめとした愛すべきキャラクターたちは、相変わらず本作の大きな魅力の一つです。
のけ者(outcast)と呼ばれる異能者たちが集う学園を舞台に、相変わらず孤高を貫くウェンズデーです。
S1で学園を救い、一躍学園のヒーローとなったウェンズデーですが、本人はいたって平常運転です。
校長のプロパガンダに利用されそうになるシーンでは、皮肉な態度で学友たちにさえ冷や水を浴びせまずが、仲間を守るためには力を惜しまないウェンズデーは、カッコいいったらありゃしません。
S1で正体を現した怪物との闘いを軸に、怪物が誕生した背景や歪な家族愛、さらには愛すべきキャラクター”ハンド”の過去も明らかにされます。
エマ・マイヤーズ演じるイーニッドとの友情のすれ違い、母親との確執と和解など、高い娯楽性とともに、心に響くエピソードが見事に調和したホラーコメディーの傑作です。