ドロステのはてで僕ら

画像引用:Amazon

Amazonプライムで見つけた掘り出しモノです。

「ヨーロッパ企画」という劇団の製作なので、演劇みたいな映画です。

70分の短い尺を、ほぼ一か所で、ワンカット長回しのように撮っていることもあって、
舞台を見ている感じです。

同じ建物の1階にあるカフェのモニターと、その店のマスターが住む2階の部屋のモニターが、
2分のズレで繋がっているという設定です。
2階のモニターに、1階で起きている2分先の未来が映ってるんですが、
2分と言う、しょうもない時間差に皆が振り回されることで、ドタバタ喜劇が生まれます。

ネタバレになるので詳しく言えませんが、
題名にもなっているドロステ効果(各自調べて下さい)が、ストーリーのカギを握っています。

一応SFではあるんですが、四畳半SFというか、ちょっと長目のコントのようで、
ややこしい理屈がわからなくても、気にせずに楽しめます。

国外での映画賞の受賞も多く、tomatometerは、なんと100%!です。

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