日本ではなかなか人気がでないキラーズの新譜です。
前作「Imploding the Mirage」からまだ1年ぐらいしか経っていませんが、
本作は、これまでと一味違う音を聴かせてくれます。
正統派ロックバンドとしての本質はブレていませんが、
6月にリリースしたスプリングスティーンとのコラボシングル「Dustland」の
空気感を引き継いだ、物静かながら、じわっと心に沁みるアルバムに仕上がっています。
初めて聴く方は、これがキラーズなんだ、と思い込まず、
是非以前のアルバムも試してみて下さい。
バンドのフロントマン、ブランドン・フラワーズの故郷が作品の舞台になっていますが、
アメリカの小さな地方都市の日常が、白黒写真のように浮かび上がってくる感じがします。
(youtubeにアップされている本作のトレーラーも印象的です)
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