最近、またポップ・パンクが注目されているようですが、
本作のプロデューサー、Travis Barkerは、その中心にいるんじゃないでしょうか。
M,G.Kのファンではなかったんですが、トラヴィス・バーカーの名前に惹かれて聴いてみたところ、
気合の入った良いアルバムでした。
ラッパーからロッカーへの転向で批判されたり、
相手かまわず突っかかっていく無鉄砲さで敵を作ったりしてますが、
スキャンダラスなイメージとは裏腹に、音楽に対する姿勢は真摯です。
トラヴィス・バーカーの超絶カッコいいドラムソロから始まり、
最後まで怒涛のように突っ走っていきます。
しかし、疾走感だけに頼った一本調子な印象は感じられません。
他のミュージシャンとのコラボも織り混ぜながら、
バラエティーに富んだ、魅力ある楽曲ばかりで構成されたアルバムです。
M.G.Kみたいなカッコいいクソガキに生まれついたら、世の中怖いものなしでしょうね。
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