20年ほど前、グラミーの新人賞にノミネートされた頃は、
地味なバンドだな程度の印象で、
今までちゃんと聴いたことがなかったんですが、
あらためて聞いてみて、良さがわかりました。
年を重ねて味覚が変化することってありますよね。
アコースティックな楽器を多用した、
トラディショナルなアメリカ音楽に根差した楽曲を演奏していますが、
古臭さは感じられません。
洗練された、親しみの持てるメロディーは、ポップと言えます。
デンバーを中心に活動しており、ホールよりもライブハウスが似合いそうな、
音楽や人生に対する真摯な姿勢を感じさせるバンドです。
(活動の歴史をネットで検索してみると、彼らの人柄がわかります)
この手のバンドが苦手な人には退屈かもしれませんが、
じっくり聞き込むと、じわじわ味がでてくる感じです。
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