メガネは顔の一部です~♪(再掲)

タイトルは、CMソングにもなっている「東京メガネ」のキャッチコピーです。

耳にこびりついているので、全国区かと思いこんでましたが、
関東ローカルのCMのようです。
今は流れていないかもしれません。

同社は、1883年創業で、
創業者と今の社長がいずれも白山さんなので、オーナー経営が続いてきたことがわかります。

最近は、おしゃれなメガネ屋さんというと「金子眼鏡店」が思い浮かびますが、
私が20代の頃は、「白山(はくさん)眼鏡店」でした。
創業時は「しらやま」だったそうなので、ややこしいです。

ジョン・レノンや坂本龍一らの著名人が顧客に名を連ねる名店ですが、
東京メガネは、そこから分家したそうです。

ブログを書いていると、無駄な知識も身に付きます。

ちなみに、私は二十年あまり、地元の「もちづき眼鏡店」という
個人経営の店を贔屓にしています。
国産の軽いフレームより、同店が扱っているフランス製の重たいフレームの方が好みです。

では、さようなら・・・。

といきたいところですが、メガネについてです。

メガネをかけて40年あまり経ちますが、
普段、メガネを外した自分の素顔を見る機会はありません。
何度かコンタクトをつけて確かめてみたことはありますが、
未だに、”自分とは思えない”感満載です。

一方で、世間に素顔を晒さず生きていることへの違和感も常にくすぶっています。

くすぶり過ぎて、朝、メガネをかけたまま顔を洗ったことが何度もあります。
(同化してるじゃん。)

さて、本題に入りますが、
ニュース番組は何をご覧になってますか?

私は、NHKのニュースウォッチ9を見ています。
さすがはNHKのゴールデンタイムだけあって、キャスター陣が最強です。

男性キャスターの有馬さんは、常に自分の立場をわきまえ、
一歩引いて、女性キャスターを立てています。
影が薄いとも言われますが、それが有馬さんの計算し尽された戦略です。

かたや女性の方は、常にエース級が投入されています。
現在は桑子さんに代わって、和久田さんが担当していますが、
これがまた絶妙なタイミングでの交代でした。
桑子さんが卒業した3月27日には日本中のオジサンが桑子ロスで涙しましたが、
休み明けの3月30日になったとたん、
全員があっさり和久田さんに乗り換えてしまいました(たぶん。)
NHKは、世のオジサンの浮気心を的確に見抜いています。

報道に続くのが、お天気コーナーとスポーツコーナーですが、
こちらも良く考えられています。

お天気は、斉田さんという地味で真面目そうな男性の担当です。
スポーツは、市橋(我が家では、斉田さんを応援しているので呼び捨てです。)
という、明るく誰からも愛されそうなキャラの男に担当させ、
女性視聴者の嗜好の二極化に対応しています(考え過ぎ?)。

これからが、本当に本題です。

実は、お天気の斉田さんはメガネをかけています。
もともと地味な性格なのか、メガネが地味な性格を形成したのか、
もし後者だとしたら、メガネが人格に与える影響を研究する必要があります。

・・・という話ではありません。

斉田さんは、桑子さんが担当していた頃、
何度かコンタクトに挑戦したことがありますが、
私が記憶している限りでは、1日か2日ですぐメガネに戻していました。

桑子さんは、お祭り好きで、皆とワイワイ騒ぐのが好きな性格のため(想像です)、
斉田さんが登場するお天気コーナーと、市橋が登場するスポーツコーナーでは、
明らかに態度が違っていました。
もちろん、市橋が好みです。私の目はごまかせません。
(何と市橋さんは、2021年3月最終週からNHK福岡でキャスターをやってます!)

そこで斉田さんは、メガネをはずすことで桑子さんに振り向いてもらおうと決断しました。

長い年月メガネをかけ続けていると、誰しもメガネに責任転嫁してしまいます。
コンタクトをつけて鏡を見た瞬間、目の前に吉沢亮が現れると信じ切っていますが、
実際は、ほぼ初対面の自分の顔に衝撃を受けます。
なんだ、このメリハリのない顔は?こんなの絶対ボクじゃない!
となるのが関の山です。

斉田さんの場合、メガネをはずすことで、地味なだけでなく、人相が悪くなる、
という過ちまで犯していました。
おそらく、まっすぐな性格の桑子さんは、斉田さんの冒険に一切コメントを
加えなかったものと思われます。

斉田さんの挑戦は、残念ながら失敗に終わりました。

ところが和久田さんに代わって半月ほど、斉田さんのコンタクトは定着しています。
人相は悪いままです。
おそらく、常に周囲を気遣う、まじめな性格の和久田さんは、
「斉田さん、メガネをはずした顔も、凛々しくて素敵ですね」
などと口を滑らせたのではないでしょうか。

全て私の作り話ですが、
メガネが顔の一部になっている者の気持がわかっていただけたでしょうか。

ちなみに、インタビューを担当している時の、
眉間に皺を寄せて質問している和久田さんの真剣な表情が魅力的です。

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