新生活

小学校入学前の春休みが終わり、孫クンは次のステージに向かいます。

「みんな、おはよー。今日からみんなと一緒にお勉強する、ヤマブキミドリ(仮名)です。ミドリ先生って呼んでね💛」
と保護者を前に、担任のヤマブキ先生は初日からエンジン全開です。

ドナルドやエマニュエルみたいな呼び方で良いのか?と、まさかのファーストネーム呼びを要求され、戸惑う生徒たち。
「ヤマブキ先生って呼んでもいいんですか?」と遠慮気味に尋ねる生徒もいます。
すかさず孫クンが「別名・・ヤマブキ先生でいいんじゃない?」と、斜め上から突っ込みます。
幼稚園では”おしゃべり大臣”と呼ばれ、皆の尊敬を一身に集めていた孫クンですが、果たして彼の個性は義務教育の場でも通用するのでしょうか。

「じゃあ、これから先生はお父さんやお母さんとお話があります。しばらく皆さんが静かになるように、魔法をかけますね」
「???」
呆気にとられる生徒たちを尻目に「みんな、静かになぁーれ!」と、得意の魔法で皆を黙らせるキュートなミドリ先生です。

孫クンのクラス、なんか楽しそう。

ミドリ先生のお話は続きます。
「この子たちは、5+7と言っても、5が何なのか、7が何なのかが、まだわからない状態なんですよ」
数の概念を持っていない先住民族に文明を授ける宣教師のようなミドリ先生です。
って、ちょっとハードル下げ過ぎじゃありませんか?

※娘の「孫クン観察日誌」より
月曜日~暑さに耐えられず、タンクトップの肌着1枚で授業を受ける(補足:「肌着でも構わないけど、後でお母さんに何か言われるかもよ」と孫クンの自主性を尊重しながらも、助言を怠らないミドリ先生です)
火曜日~日差しが熱いからと、自ら体育の赤白帽子を被って下校
水曜日~授業参観にて、先生の質問に対し挙手の後、「答えがわからない!」と堂々と発表
木曜日~泣いているお友だちに、「ひとまず落ち着こう」と大人ぶる励まし
金曜日~ミドリ先生について、「先生のあのやり方は、良い教育だよねー」と母に共感を求める

入学当初は「学校が面白くない」と咽び泣いていた孫クン。
皆が黙って席に座って授業を聞いているだけ、という学校としては当たり前のシチュエーションが、どうにも我慢できなかったらしいのですが、いったい彼は学校に何を期待していたのでしょうか。
とはいえ、平常運航に戻ってきたようで、一安心。

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