余計な説明は不要ですが、ビヨンセがカントリーに挑戦した意欲作です。
カントリーとは言っても、初期のテイラー・スウィフトとは違いますし、LIL NAS Xのアプローチとも違います。
R&Bやカントリーといったジャンルの壁を軽く飛び越え、「ビヨンセ」という音楽ジャンルを確立したようなアルバムです。
「LEMONADE」で一つの頂を制覇し、「RENAISSANCE」で一旦肩の力を抜いて原点に回帰し(あくまでも個人的意見です)、本作は再び次の高みに到達したような、音楽性の高さとポップさを両立させた傑作だと思います。