ドラマ「不適切にもほどがある！」で、「耳からうどん垂れてますよ」って言われていた、Bluetoothイヤホンのことです。
電波で飛ばした音が、ケーブルを通した音より優れているはずないじゃないですか。
あんなものは、音楽マニアが使うものではありませんよ。
と思っていたら、妻が誕生日のお祝いに娘からプレゼントされた「ハイキュー!!」のBluetoothイヤホンつけて（耳からうどんスタイルではありません）、洗車したり、アイロンかけたり、掃除機かけたりしているのを見ていたら、なんかとっても便利そう💛
オーディオマニアじゃあるまいし、多少音質が劣っていても、便利な方が良いにきまってますよね、皆さん。
iPhone経由のストリーミングで満足している時点で、すでに音質を犠牲にしていることを自覚ずべきなんですよ。
というわけで、あっさり有線派から無線派に改宗することに決めました。
あんな小さな機器に技術の粋が詰まっているから仕方ないのでしょうが、有線イヤホンと違い、３倍ぐらいの相場なのには驚かされます。
失敗は許されませんから、Amazonでスペックを比較したり、レビューを読んだり、ネットで「Bluetoothイヤホン/おすすめ」などと検索し、マニアさんたちの評価を徹底的に調べ上げます。
もうその時点で、妄想の中の自分はBluetoothイヤホンを装着し、様々な作業をてきぱきとこなしています。
洗車でしょ、アイロンがけでしょ、エアロバイク漕ぎでしょ。
イヤホンに限らず、テレビだったり、パソコンだったり、何を購入する時でも、沢山の機能がついていて、しかもお手頃価格な製品ばかり選んでしまうのが私の悪い癖です。
結局、使いこなせない機能が満載されていながら、どの機能もスペックが中途半端なものを買ってしまい、自己嫌悪に陥ることがありますので、事前のリサーチは慎重に。
何々…、ノイズキャンセリングぐらいはわかりますよ、アンビエントモード？
Alexa搭載だなんて、こっぱずかしくて、電車の中でAlexaに命令を下したりできるわけないでしょ。
1回タップする（●）
次の曲 すばやく（約0.4秒間隔で）2回タップする（●●）
前の曲 すばやく（約0.4秒間隔で）3回タップする（●●●）
「ムリ！」脳が情報の受け入れを拒否しています。
だいたい、すばやくってなによ？イーサン・ハントじゃあるまいし、一般人に0.4秒間隔が認識できますか？
おそらく、いつまでたってもiPhoneの本体でしか操作しないであろう高度な操作方法はとりあえずおいといて、お手頃価格で最低限のスペックを備えた候補に狙いをさだめ、いざヤマダ電機に飛び込みますが、陳列棚の表を裏を埋め尽くす膨大な数のBluetoothイヤホンに圧倒されます。
この世の中に、これほど沢山のBluetoothイヤホンが存在しているとは思いもよりませんでした。
私の負けです。
Amazonで仕入れた知識をはるかに凌駕する、その100倍ぐらいの品種の前ではなす術がありません。
ぐるっとひとまわりして、陳列棚をしばし睨んだだけで一先ず退却。
結局、馴染の店で買うのが一番ということでAmazonで購入したのですが、すでに1週間が経ったというのに、何となくバッテーリーの消耗がもったいなくて（この気持ちわかります？）有線イヤホンを使い続けています（何やってんだ自分…）
まあ、次の週末がお天気だったら、洗車の時にBluetoothイヤホンが威力を発揮してくれることは間違いありません。
邪魔なケーブルから解放され、両手が自由に使えるんですから、きっと世界が一変するに違いありません（？）