マニフェスト

画像引用:Netflix

4シーズン、62エピソードの長丁場でしたが、久々海外ドラマに没頭しました。
おかげで、他の映画やドラマに時間が割けなかったんですが、最終話を見終えた今は大満足です。

謎の乱気流に巻き込まれた旅客機が着陸すると、離陸した時から5年半の年月が経過していて、乗客の生活が一変しているところから物語が始まります。
導入部分では、5年半の変化と対峙する乗客たちの人間ドラマが展開しますが、物語は徐々に、空白の5年半の謎解きに移っていきます。

SFに、神話、スピリチュアル、オカルトの要素が加味され、一つの謎が解けたら、またあらたな謎が浮かび上がってくるんですが、その繰り返しが、徐々に5年半の空白という大きな謎の解明に繋がっていくため、一旦見始めたら、底なし沼にはまったように、謎解きのサイクルから抜け出せなくなります。

それにもまして、登場人物たちの自己犠牲や家族愛、仲間愛が丁寧に描かれていて、人間ドラマとしても胸を打ちます。

神話も絡んだ謎解きは、多少わかり難い箇所もありましたが、細かいところは気にしなくても大丈夫。
フィナーレは気持ちよく幕を閉じ、心が温かくなる傑作ドラマです。

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