マイ・ブロークン・マリコ

画像引用:Amazon

評価の高かったコミックの映画化ですが、私は原作は読んでいません。

父親や彼氏からのDVを経験した挙句、ベランダから転落死した親友のマリコの遺骨を海に蒔くため旅に出た、ブラック企業に勤めるシイノ(永野芽郁)のロードムービーです。

永野芽郁さんは、上品さが邪魔をしていて、やさぐれ感がやや乏しい感じはしますが、とても良い演技をしています。

緊張感の弱さを指摘するレビューも見られますが、過剰な演出をせず、淡々と物語を進めるタナダユキ監督の演出が好きな人だったら、抵抗なく入り込める良作だと思います。

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