ハッピーハロウィン

去年までハロウィンには無縁だったんですが、孫クンが幼稚園に入ってからは、身近なイベントになりました。
孫クンは無邪気に仮装を喜んでいますが、結局準備は保護者の手を煩わせることになるんですが、少しでも目立たたせてやりたいと思うのが母心祖母心なので、100均やドンキでの小道具集めは娘が、衣装製作は妻が担当し、10月末に向け準備に余念がありません。

中途半端な仮装では目立たないと思い、昨年は、私からチェンソーマンを提案したんですが、当然家族からは黙殺され、孫クンが熱望したアナ雪のエルザに落ち着きました。
女装している時点で、それなりの異彩を放っていましたが、遠方に住んでいる婿君の両親に見せたら怒られそうなので、写真すら見せられません。

孫クンの今年のテーマは、ワンピースのウソップです。
ワンピースのファンには、その微妙さ加減がわかっていただけると思うんですが、ルフィーでもなく、100歩譲ってゾロやサンジでもない彼のチョイスがよくわかりません。

家族皆でルフィーに変更させそうと説得したんですが、孫クンにとっては何故かウソップが「一番、カッコイイ!💛」らしく頑として譲りません。
そもそも幼稚園児にとって、ワンピースはやや対象年齢がミスマッチなので、多分親世代にしかわかってもらえない気もします。

そうかと思うと、ウソップの特徴である長い鼻にはそこまで拘りがないようで、一体ウソップのどこが孫クンを引き付けたのかわかりませんが、むしろ娘や妻の方が、中途半端なウソップでは納得できず、紙粘土で孫クンの鼻の型を取り、長い鼻を製作する気合の入れようで、ハリウッドの特殊メイクかよ!と突っ込みたくなります。

ちなみに、毎年ハロウィンが近づくと、娘や妻から「ハロウィンって、何なの?」と素朴な疑問を投げかけられますが、その都度wikiで調べるんですが、説明が長すぎて、結局十分把握できないままその年のハロウィンが終わってしまい、”聖”なんちゃらの、復活がどうとかこうとか、などとイースターとバレンタインとハロウィンがごっちゃになったようなうろ覚えの説明しかできていなかったため、孫クンが盛り上がっている今年こそ正確に把握しておこうと、あらためてwikiを頼ったところ、宗教と無関係なのはおろか、キリスト教とも無関係な、ケルト人(アイルランド人)のお祭りだということだけはかろうじてわかりました。

邪悪な仮装をすることで、悪霊を追い払おうって言う趣旨らしいので、私が提案したチェンソーマンは、意外と的を射ていたのかもしれません。
ちなみに、孫クンはすでに来年のテーマを決めていて、来年は”原始人”になるそうです。

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