写真に詳しい方だったらご存じの写真家だと思います。
私は、写真に詳しくありませんが、
ちゃんとした写真を撮ってみたいっていう願望は常にあって、
デジタル一眼レフを買おうか否か迷って、一年ほど経ちました。
何かを買おうと思い立つと、何故か、
そのモノが使われずに放置されている未来の情景が浮かんでくるという、
予知能力が備わっているため、買った時の空想だけで終わってしまうことがよくあります。
カメラもその代表的な例なんですが、
ソール・ライターみたいな写真を撮ってみたい
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よし!一眼レフを買おう
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家の周囲でしばらく練習してみよう
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撮影スポットを求めて外に出て見よう
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でも冬は寒いし、夏は暑いし
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とりあえずコドモが遊んでるところでも撮っとこうか
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それならスマホでもよくない?
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一眼レフ重いし
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冬の間はロッカーにしまっとこうか
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(一眼レフさん)「君、何時からここにいるの?」
(双眼鏡さん)「2年目ぐらい前からかな。冬の星空を見せてやるって言われてたんだけど・・・」
(一眼レフさん)「・・・」
という予知夢がすでに2巡しました。
本書のソール・ライターの言葉に、
私が写真を撮るのは自宅の周辺だ。
神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。
なにも、世界の裏側まで行く必要はないんだ
というのがありました。
撮影スポットなんか探しに行かなくても、自分の身の回りに素晴らしい一瞬が潜んでるんですよね。
などという根拠の無い自信を胸に、3巡目の検討に入ります。