前作とのタイトルの違いは、定冠詞の”The”がついている点だけですが、
中身の方は、ジェームズ・ガンがメガホンをとったことで、
見違えるような面白さになっています。
登場するキャラクターの数は増えているのに、一人ひとり(一匹一匹?)が手際よく描かれているため、
雑魚キャラでさえ、ちゃんと笑わせてくれます。
R15の悪趣味なギャグやグロいシーンも散りばめられていますが、
よほど耐性のない人以外は、楽しめるレベルだと思います。
ふざけるところは、悪ノリ気味にふざけながら、
泣かせどころや爽快感もちゃんとツボを押さえた演出で、
流石ジェームズ・ガン、と思わせる快作です。