クモを掴むような話

妻と娘が、ダイソーのレジで怪訝な顔をされたそうですが、
ハローウィングッズを、こんな風に使っています。↓↓↓

最近、家に住み着いている二歳児が氷の味を覚え、
大人の目を盗んで勝手に口に入れるようになりました。
気がつくと頬を四角く膨らませ、口から涎を垂れ流していることがあります。
喉に詰まらせたら大変なので、製氷室の番をさせるため、彼らを100円で雇いました。

アラクノフォビアっていう言葉がありますが、
これは、蛇やクモのような、毒をもった危険な生物を恐れる原始の記憶が影響しているんだそうです。

人間が本能的に恐れるものには、進化心理学的な根拠があるらしんですが、
じゃあゴキブリは、って言うと、こちらは感染症への恐怖心なんだそうです。

別の説として、3億年も前から地球上に生存し続けているゴキブリに対し、
いずれ自分達人間に代わって地球を支配するんじゃないか、
っていう潜在的な恐怖心を抱いているからだっていう説もあり、
こちらの方が、SFっぽくて面白そうです。

しかし、3億年もの間絶滅することなく地球上に生存していながら、
未だに地球を乗っ取る素振りを見せず、ゴキブリホイホイに捕まっているところを見ると、
意外と欲のない奴らなのかもしれません。

さて、クモの番人ですが、初日こそ二歳児を恐怖のどん底に陥れたものの、

今や完全に無視され、品のないオブジェと化しています。
時々私の方がビックリして手を引っ込める始末です。

進化心理学的な恐怖心に、幼少期のトラウマが重なったら、
取返しのつかないことになるんじゃないかって少しだけ心配していましたが、
いまだ製氷ボックスに手を触れることはできないものの、
存在を無視できる程度までは、仲良しになったみたいです。

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