もしも、神様から誰でも好きな男に生まれ変わって良いって言われたら、
マルーン5のアダム・レヴィーンか、
日本人だったらリリー・フランキーって答えようって思っています。
何故か私にとっては、カッコいい男というとこの二人が思い浮かんできます。
本書は10年程前に出版され、その後絶版になっていたんですが、
たまたま古本でみつけて購入しました。
何より、タイトルのカッコよさに惚れました。
このタイトルで、みうらじゅんさんとリリーさんが書いてたら、
面白くないわけがないでしょう。
新刊当時、読みたくてしかたなかったんですが、
絶対くだらないのがわかっているので、
文庫化を待ってるうちに絶版になってしまいました。
CDだと”ジャケ買い”っていうのがありますが、
本のタイトルだけ見て、どんだけ面白いんだろうって、
妄想が膨らんでいくことってありませんか。
10年間、妄想を膨らませ過ぎたあげくに読んだためか、
実際読んでみると、上げ過ぎた期待値には届きませんでした。
多分、対談だとどうしても相手に対する遠慮が生まれてしまって、
お互い思いっきり暴れられなかったからかもしれません。
もちろん、余計な先入観抜きで読めば、普通に面白いです。
みうらじゅんも良いんですが、何よりリリー・フランキーのファンなので、
皆さんにもお勧めしたくて、押しつけがましくこの記事を書きました。
リリーさんというと、どうしても「東京タワー」の印象が強いのですが、
エッセイの方は、ほとんど無駄話とエロ話で埋め尽くされています。
女子にはとても見せられない内容ばかりですが、
時には頭を空っぽにして、
人生にとって何のプラスにもならないバカ話に夢中になってみるのも良いと思います。
差し当たり「エコラム」あたりから読んでみると良いと思います。
脳みそが溶けること請け合いです。
p.s.何と!本書も、4月26日に文庫化されました。