流浪の月 / 凪良ゆう

画像引用:Amazon

心優しい小児性愛者の若者と、彼に誘拐された孤独で風変りな少女との奇妙な絆を描いた物語です。

ショッキングなテーマを、小説らしく、美化して描いてるとの批判的も見られますが、主人公二人に象徴される、生きづらさを抱えた人々の心情が切なく描かれている点が、胸を打ちます。

現実世界の同じような事件は、もっとおぞましく、悲惨なものなのでしょうが、本作は、理解できないものを排除し、”異常”の一言で片づけてしまう世の中に対する、アンチテーゼのようにも感じられます。

映画の方は見ないと思いますが、小説のイメージにピッタリな配役だと思います。

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