日本文学

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夜に啼く鳥は / 千早茜

画像引用:Amazon千早茜さん推しで恐縮ですが、もう一推しします。不老不死の一族の物語ですので、ファンタジーと呼べるのかもしれません。一族の起源から始まり、現代を生きるその末裔の長である少女の苦悩が語られます。様々な問題を抱える不老不死で...
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魚神(いおがみ) / 千早茜

画像引用:Amazon「しろがねの葉」で直木賞を受賞した千早茜さんのデビュー作、すばる新人賞受賞作です。明治大正時代を彷彿とさせるが、いつ、どこでの話かも定かではない、遊郭により住民の生活が保たれている架空の島が舞台です。島に生きる人々は、...
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成瀬は都を駆け抜ける / 宮島未奈

画像引用:Amazon2024年には本屋大賞も受賞した、成瀬あかりシリーズの新刊、3作目です。先日、映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの完結編を記事にしましたが、お気に入りだった本作もこれで完結です。「ベイビーわるきゅーれ」同様、1作目2...
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しろがねの葉

画像引用:Amazon豊臣から徳川へ移行する時代を背景に、現在の島根県にあった石見銀山を舞台にした物語です。貧しさから逃れるため、家族で村を抜ける途中親からはぐれた主人公の少女が、希代の山師に拾われ銀山で育てられながら、女へ、妻へ、母親へと...
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ブレイクショットの軌跡 / 逢坂冬馬

画像引用:Amazon逢坂氏にとって長編三作目、直木賞の候補にもなった作品です。一作目と同じ香りのする二作目に続く本作は、逢坂氏がまたあらたな高みに向いそうな予感を感じさせます。架空のSUV車「ブレイクショット」によって登場人物たちを線で繋...
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どうしても生きてる / 朝井リョウ

画像引用:Amazon朝井リョウ氏による、2019年発刊、全六編の短編集です。どの短編の主人公も人生に閉塞感を抱いています。日常に潜む死を意識することで、生への実感を得ようともがく者。信念を貫けず生きてきたことへの後ろめたさを抱えながらも、...
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ババヤガの夜/王谷昌(再掲)

画像引用:Amazon2021年に記事にしましたが、先ごろダガー賞受賞が報じられていましたので再掲します。イダログに先見の明があったという、プチ自慢です。”ババヤガ”という言葉は、「ジョン・ウィック」の中で頻繁に聞かれます。字幕では”闇の男...
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死んだ山田と教室 / 金子玲介

画像引用:Amazon第65回メフィスト賞受賞作です、飲酒運転の車に跳ねられ死亡したはずのクラスの人気者「山田」が、校内放送のスピーカーを通して、クラスメートと声だけで交流する話です。序盤は、「山田」とクラスメートの間抜けな会話の応酬が、コ...
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熱源 / 川越宗一

画像引用:Amazon歴史小説ですが、本流ではなく、サイドストーリーで活躍した人々の物語です。民族としてのアイデンティティが、歴史の荒波に飲み込まれて消えそうになる中、彼らが必死で抗う姿が描かれています。中心になる人物は、白瀬中尉の南極探検...
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成瀬は信じた道をいく / 宮島未奈

画像引用:Amazon「成瀬は天下を取りにいく」に続くシリーズ第二作です。本シリーズの魅力は、何と言っても"成瀬あかり"という無双のキャラクターにあります。正編がヒットすると、その続編は、ややレベルが落ちることが多々ありますが、本作に限って...