日本文学

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スウィングしなけりゃ意味がない / 佐藤亜紀

画像引用:Amazon 史実を基にしている作品と知って驚きました。ナチスドイツ統制下では、全ての国民が洗脳されていたとばかり思い込んでいましたが、本作に登場するような反体制勢力もいたんです。 実際は、勢力と呼べるような組織的な動きではなく、...
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成瀬は天下を取りにいく

画像引用:Amazon 書評やレビューの評判にそそられたのと、たまたま作品の舞台となっている滋賀県に出張が入ったため読んでみました。滋賀県って、九州の人間にとっては、琵琶湖に人が住んでいるの?程度の知識しかないため、本作で空気感だけでも感じ...
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黒牢城 / 米澤穂信

画像引用:Amazon 普段は愛読していない作家さんなんですが、本屋大賞受賞に加え、歴史小説と推理小説の融合という発想に惹かれて読んでみました。 黒田官兵衛が、荒木村重の城に幽閉された有名な史実が作品の舞台です。 織田の軍勢が迫らんとする有...
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流浪の月 / 凪良ゆう

画像引用:Amazon 心優しい小児性愛者の若者と、彼に誘拐された孤独で風変りな少女との奇妙な絆を描いた物語です。 ショッキングなテーマを、小説らしく、美化して描いてるとの批判的も見られますが、主人公二人に象徴される、生きづらさを抱えた人々...
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夜空に泳ぐチョコレートグラミー / 町田そのこ

画像引用:Amazon 文学作品で新しい作家と出逢うのは久しぶりです。昨年、本屋大賞を受賞した町田そのこさんの、本作はデビュー作にあたる短編集です。 それぞれの短編の主人公が、別の短編でも登場する、所謂連作になっています。いずれの作品も、心...
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同志少女よ、敵を撃て / 逢坂冬馬

画像引用:Amazon 独ソ戦の最中、村を焼かれ母親を殺された少女が、最強の狙撃手として、また人として成長していく姿を、史実とフィクションを織り交ぜながら描く娯楽小説です。 作者は、デビュー作が最高評価でのアガサ・クリスティー賞を受賞し、そ...
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いとみち / 越谷オサム

画像引用:Amazon 昨年末、ささやかな忘年会をともにしたお客さんが、2021年の邦画で一推ししていた作品の原作本です。 固い仕事のお客さんだったので、どんなにシリアスな作品かと思いきや、人見知りを克服するため、メイド喫茶(舞台は青森です...
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夜が明ける / 西加奈子

画像引用:Amazon 作者にとって初めて社会問題をテーマにした長編は、架空のフィンランド人俳優を起点に物語が始まります。俳優は、とっくにこの世を去っている設定なので、主人公の二人と実際に出会うことはありませんが、二人の人生に寄り添い、最後...
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ババヤガの夜/王谷昌

画像引用:Amazon ”ババヤガ”という言葉は、「ジョン・ウィック」の中で頻繁に聞かれます。字幕では”闇の男”とでてたように記憶していますが、本書では”鬼婆”みたいな意味で使われています。ただ、”ババヤガ”という言葉自体は、本文のどこにも...
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サムのこと/西加奈子(再掲)

画像引用:Amazon 最近、西加奈子氏の短編「サムのこと」を書店でよく見かける思っていたら、乃木坂46でドラマ化されていたんですね。ドラマの出来は、見ていないのでわかりませんが、原作の話です。 西加奈子氏は、デビュー当時から追い続けている...